潜入成功

スネーク「こちらスネーク、今から潜入する。」
メイドリーダー(以後もえもえ)「お帰りなさいませ、ご主人様!」
スネーク「うおっ!?」
大佐「どうしたんだ、スネーク?」
スネーク「いきなりメイドのリーダーに出迎えられた。名前はもえもえらしい。しかし出迎えは普通のメイド喫茶と変わらないぞ。」
大佐「油断するな。それは敵の作戦かもしれん。しばらく観察を続けるんだ。」
スネーク「了解した。しかしながら迷彩柄のメイド服もなかなかいいぞ。オーバーにーソックスは黒に限るな。迷彩柄に黒のニーソ、絶対領域が際立つ。これが完成すればヲタどもはひとたまりもないな。」
もえもえ「お帰りなさいませご主人様。お絞りをどうぞ。メニューはお決まりですか?]
スネーク「(そういえばレーションが切れていたな)じゃあ若鶏むね肉のソテー、ライス付きで食後にアイスコーヒーを頼む。」
もえもえ「かしこまりました♪」
スネーク「大佐、普通だぞ。情報はがせねたじゃないのか?」
大佐「信用できる筋からの情報だ。もうしばらく観察を続けるんだ!」
スネーク「了解」
もえもえ「若鶏むね肉のソテー、ライス付きにアイスコーヒーオーダー入りました〜!」
メイド一同「イエッサー!」
スネーク「!?」
大佐「どうしたんだ、スネーク。スネーーーーク!?」
スネーク「・・・・・・・すまない。少しフリーズしてしまった。もえもえがオーダーを入れたらメイド一同が『イエッサー!』と答えたぞ!一体どうなっているんだ!」
大佐「うむ。侮れんな。今まで潜入したメイド喫茶と一味違った趣向だな。」
もえもえ「お待たせしましたご主人様。」
スネーク「メニューが出てきたようだ。少し味見をしてみる。」

パクッ!

スネーク「!!!!!!!!!」
大佐「どうしたんだ、スネーク?」
スネーク「うまい、うますぎる!?もっと食わせろ!メイド喫茶には珍しくリーズナブルでうまいメニューだ!」
大佐「なんと!やはりサバゲで腹をすかせたヲタたちの腹を満たしただけあるな。敵には
腕の立つコックがいると見た。そいつは髪を後ろで縛った合気道の達人か?もしくは
味皇料理会のコ○ンか?」
スネーク「すまない、コックまでは確認できない。しかし今回の任務はコックの確認は必要ないはず。」
大佐「やむを得んな。」

パクパク、もぐもぐ、うプッ!水水!ごっくん。ぷはぁ〜

スネーク「大佐、ようやく食べ終えた。これより食後のアイスコーヒーをオーダーする。このお店もメイドさんが砂糖を入れてくれるのか楽しみだ。」
大佐「最近では『砂糖はいかがいたしましょうか?ご主人様』はお約束だからな。たまにどじなメイドにあたると萌えるな。」
スネーク「大佐もマニアだな。おっとアイスコーヒーが出てきた。敵がどんな手を打ってくるか楽しみだ。」
もえもえ「お待たせしましたご主人様。シロップが足りなかったらおもおし付けください。
失礼します。」
スネーク「なんだと!大佐、この店では客に自分で混ぜろと言うらしい。信じられない・・こんなことがあっていいのだろうか?ひょっとして潜入していることがばれてしまったのか?」
大佐「いかんスネーク!早く脱出するんだ!」
スネーク「メイドの動きがあわただしくなってきた。任務失敗だ。至急脱出する。」
大佐「いいか、できるだけ目立たないように脱出するんだ。」
スネーク「了解した。すいませ〜ん、お勘定お願いします。」
もえもえ「お帰りですかご主人様。1200円になります。当店のポイントカードお持ちでしょうか?」
スネーク「いや、もっていないが・・・」
もえもえ「ポイントカードをおつくりしますといろいろサービスが付きますがいかがしますか?」
スネーク「うっ」
もえもえ「かしこまりました。ではこちらにご記入ください。」
スネーク「・・・・・・・・・・(カキカキ)」
もえもえ「ありがとうございましたぁ。ご主人様出発で〜す!」
メイド一同「行ってらっしゃいませ〜!」
もえもえ「気おつけて行ってらっしゃいませご主人様!」(敬礼)
スネーク「・・・・・・・・(ポッ)」